ステンレス SUS304(Φ26mm)の摩擦接合
摩擦接合(摩擦圧接・圧接)とその特長
摩擦接合(摩擦圧接・圧接)とは、金属材料を接触加圧しながら相対運動を起こさせ、発生する摩擦熱を熱源とする接合法のことです。
この摩擦接合法は約40年前から、ロシア、米国、日本などで試作研究され、1963年実用機として発表されました。以来、圧接作業の機械化・自動化を実現し、その品質向上・省力化により、コストの大幅な低減に役立っています。
当社では、この摩擦接合のメリットに早くから着眼し、昭和50年には第1号機を導入。自社製品に活用するとともに、広くみなさまの加工をお引き受けし、コストの低減・品質向上のお役に立ってまいりました。現在では自動摩擦圧接機8台を設備し、受託加工を承っています。
特徴
- 継手の機械的強度が非常に高い
- 溶接棒や溶剤などを要せず、特別な開先加工を必要としない
- エネルギー効率が高い
- 異種金属の接合が可能
- 材料の節約、工数の低減ができる
- 圧接時間が短く、作業効率が高い
- 圧接は自動的に行われ、信頼性が高い
- 試作対応いたします
- 1本からでも受注いたします
- 随時工場見学を受け付けております
摩擦接合
次のページでは「摩擦接合(圧接)のしくみ」をご紹介します。